症状ではなくて原因にアプローチしていく
様々な人のセラピーをさせて頂いている中で分かったことがあります。それは身体の痛みや症状の多くには、ストレスや悩みといった精神的な側面でのバランスの乱れがあることです。
ですから、当サロンでは『凝っているからマッサージをする』といった一般的な治療法ではなくて、カウンセリングや対話を通して、精神的なストレスの有無を確認させて頂きます。
そして、その精神的なストレスが身体に大きく影響を与えているのであれば、まずはそのストレスケアを優先し、身体療法に心理療法を加えて原因へのアプローチを行っていきます。
同じ症状でも1人1人が違った治癒方法になります。丁寧にカウンセリングをさせていただくことで、表面的には見えない不調の根本原因を特定し、その原因に対して施術を行うことで症状や悩みが改善していくと考えます。
カウンセリングを大切にする理由
カウンセリングと聞くと、精神分析テストや心を読み解くというイメージが先行しますが、実際にはそうではありません。傾聴をベースにし、話すだけでスッキリする内容です。また話すことは、離す、放すことでもあり、過去の嫌な思い出を離し、自分のクセを解き放つという意味もあります。
このカウンセリングを通じ、
「心身の不調の原因は何なのか?」「何に対して最もストレスを感じているのか?」そこを明確にすることが健康や治癒にとって最も大切なポイントです。
痛みや症状というのは結果です。ヤル気がない、うつうつするのも結果です。
何故、そのようになったのかその原因を自分自身で理解することで、表面的ではない深層の部分からの治癒が可能になるからです。キネシオロジー、そしてホリスティック医療では、病気や問題というのは、ある種のメッセージと捉えています。
- 便秘や筋腫は、自分の感情を思いを溜め込みやすい人がなるとも言われています。
- アトピーや湿疹は、もっと素直に表現したいという気持ちと関連していると言われています。
- 腰痛は不安な気持ちや、理解してもらえない怒りが蓄積されるとなりやすいと言われています。
これはあくまで一例で全員に当てはまるとはいえません。
しかし、こんな風に病気や症状は心からメッセージを代弁し、私たちに気づいて欲しいとサインを送ってくれています。
カウンセリングを通じ、単に悩みを解決する・身体の不調を治癒するだけでなくもし健康になったら、何をしたいのか。という目標設定を行います。
目標設定が治癒力をアップさせる
人が一番健康になるのは、目標や夢があるときです。
どんな小さな目標や達成感は、何よりの活力になり、良くなろうという気持ちに治癒力が相乗的に掛け合わさります。病気や症状や悩みをきっかけに、プラスに転じさせていくお手伝いがキネシオロジーの大切な役割の1つになります。
症状が良くなったら何をしたいのか
問題が解決したら何をしたいのか
といったような、自分自身が心から喜べることを意図しながら、身体の治癒を行うとても画期的な治癒システムです。手技療法、リラクゼーション、ヒーリングなど様々な療法の中でも、目標設定を治療システムに組み込むのは珍しいと思います。
エネルギーは意図に従うという言葉があるように、意図というのはとても大切です。今までは症状や悩みばかり考えていたけども、その時間を自分の目標に置き換えることで治癒効果が倍増していきます。それは目標設定で、心の底から治そうという意志が湧き出て、治るチカラが高まってきたからと考えられます。
本人が本当に良くなりたい。その気持ちが何よりも大切なのです。