キネシオロジーについて
西洋医学のカイロプラクティック、栄養学・神経学・解剖学・生理学と、東洋医学の陰陽五行論や経穴療法(ツボ)、そして心理学を掛け合わせた、新しいスタイルの心身療法です。
感情やストレスが、筋肉や、内臓、そして気の流れにも影響することを発見し、研究の結果体系化され学問として確立されました。
歴史はまだ浅く、1960年代にカイロプラクティックドクターである、ジョージグットハート博士がアプライドキネシオロジー(AK)という治療法を作り上げ、その後、同じくカイロプラクティックドクターであり、AK協会の理事であったジョンシー博士の功績により世界へと広がりました。
1990年代に日本に入ってきてから今日に至るまで、医療従事者や治療家、またはアロマやホメオパシー、フラワーエッセンスの実践者また教育関係者が学習障害の改善で活用したり、家庭における家庭用医学として様々な形でご活用されています。
メリットや効果の解説
キネシオロジーのメリットは、なんといってもストレスという目に見えないものが、筋肉や身体を通して実際に感じれることにあります。
ストレスが掛かると筋肉が弱くなり、骨格などの身体のバランスが崩れることをキネシオロジーでは発見しました。その結果、身体の内側にある内蔵にも大きな負荷がかかり、血流やリンパの流れが滞り、ホルモンのアンバランスが生じ、身体に様々な支障が生じて病気となることがわかってきました。
そのような経緯をたどると、『病気は結果』であるという考えがでてきます。
ですからキネシオロジーでは、『なぜ病気になったのか』を観察していくことが大切になってきます。
その人にとって何が最もストレスなのかを、生体バイオフィードバック機能(筋肉反射テスト)を使用しながら原因を探求していきます。
ストレスの所在は人様々です。過去のトラウマ、将来の不安、職場の人間関係、普段よく口にしている飲食物…、その答えは人によって様々です。
そして、そのストレス原因を特定した後に、ボディセラピーをすることでバランスの崩した身体は健康な状態に戻っていき本来あるべき姿へと改善していきます。
またカウンセリングを行うことによって、ストレスに対しての見方が変わったり、自分の価値観や方向性を見直すきっかけになったり、環境を変化させたり、嫌な人がそれほど嫌でなくなったり結果は人によって様々ですが、ストレスが身体に影響しなくなるということは共通して言えることです。
キネシオロジーだから出来ること
キネシオロジーは心と身体のストレスに対して行うセラピーです。
ですから、例えどんな病名を診断されたとしても、その症状に対してではなくその人の人生全てを含めたカウンセリングをさせていただき、そのストレスを取り除いていきます。
その結果として、様々な改善事例がありました。
これはセラピーによって病気を治療したのではなく、ストレスを取り除くことによって、その人自身の自然治癒力が高まり、本人自らの生命力で治したということが考えられます。
いわばキネシオロジーは、人の生命力に働きかけるセラピーでもあります。
病院で検査したけども異常がない。
どこへ相談すればいいのかわからない。
人生を大きくかけるきっかけが欲しい。
そのようなことでお困りの際は一度キネシオロジーセラピーをご体験下さい。
心、体、栄養、エネルギー、環境、人間関係など様々な視点から症状や悩みを観察していき快方に向かうお手伝いをさせていただきます。
筋肉と感情の関係にも着目
私たちの身体には様々な筋肉が存在し、それぞれの筋肉には対応する「感情や気持ち」というものが存在します。
怖い人の前では腰が引けてしまったり、緊張すると足が震えたり、悔しい時には奥歯を噛み締めたりと、身体の動きとココロの動きの多くは連動しています。
このように筋肉の動きの背景にはココロがあるのです。
よく臨床現場で多いのは、過去からのストレスをたくさん抱えている方が、そのストレスが持つエネルギーが頭や脳に上がらないために、首や肩の筋肉を無意識に硬化させてブロックを作り頭や脳を守るということがあります。
科学的な根拠などはありませんが、そのようなことが慢性の肩や首コリになり、なかなか治らずに困っているお客様をよくお見かけします。
キネシオロジーでは、その筋肉(カラダ)と感情(ココロ)の繋がりを読み解いていきながらセラピーを行い、心身の両側面からアプローチすることを大切にしています。
また花には花言葉があるように実は筋肉にも筋肉言葉というものが存在し、それぞれに意味が込められています。
上記はほんの一部ですが、各筋肉と心模様は関係しているとキネシオロジーでは臨床を通して発見してきました。
ですから体のケアだけではなく、自分の心や感情を知っていくことがとても大切です。
長年、治らない痛みというのは、実はこのように心のストレスがメッセージを伝えているのかも知れませんね。必要なことは体の調整だけではなく、カウンセリングを通して自分の生き方を見つめることなのかも知れません。
そして、この理論の背景には、東洋医学の経絡(気の流れ)などとも密接に関係してきます。
またキネシオロジーは東洋医学の治療システムをセラピーに取り入れています。私たちの体内には、経絡(けいらく)と呼ばれる無数の気の流れが存在し、その気の状態も健康にとって大切な要素です。
「病は気から」という言葉。
その言葉が表すように、症状や痛みや悩みは、気と密接な関係にあると言われてます。
病気とは「気が病む」と書き、
元気とは「気が元通りになる」と書きます。
そのように、「気」が健康に対して重要な要因であるのは、昔の人の知恵から伝承され、現在でも誰もが無意識に知っていることです。
また、先程も述べたように心身ともに元気で健康な状態は、「気を元通り」にすることが大切です。
ですから、キネシオロジーでも、経絡という気の流れの乱れを元に戻し、元気な状態へと導くお手伝いをします。
さらに気の流れというのは臓器や感情とも関連していると言われています。
気の流れ、臓器、感情、そして筋肉とあらゆることがお互いに繋がり合い、健康を支えていることがキネシオロジーでは発見されました。
カウンセリングで心を整え、身体の調整で筋肉や骨を整え、リンパや血流を促進させ、そして東洋医学を元に、体内に巡る気の流れも整えます。
そのような多方面からの視点が、心身の健康状態にいい影響を及ぼしているのかと思います。
季節が巡るように、そして雨天が生物を育てるように、体にある気・感情・筋肉・臓器などはお互いに育みあっています。
体内は、自然や宇宙の縮図です。
ですから自分の中にある小宇宙を整えることで、自然や宇宙と日々の生活が調和され、より豊かに変容していくのかと思います。
また東洋医学の考えには、病因と症状との間に一対一の因果関係を求めずに、背景にある心身の様相全体により焦点を合わせています。
ですから、症状だけにフォーカスすると、大切なメッセージを見逃してしまうこともあります。
俯瞰して大きな視点で、その人の生活や経てきた人生をまるごとみるという考えが、キネシオロジーでは大切になります。
そして、そのためには丁寧なカウンセリングがとても大切になってくると考えます。
キネシオロジーで使う手技
- 筋肉バランス調整法
- 神経リンパ反射ポイント調整
- 神経血管反射ポイント調整
- 14経絡調整
- 起始部/付着部のテクニック
- 脊椎反射ポイント調整
- 食物テスト
- 感情ストレス解放テクニック(ESR)
- クロスクロール
- 聴覚・視覚エネルギー調整
- 経絡マッサージ
- 経絡散歩
- 脳脊髄液のテクニック
- 五行の色を使った調整
- 過去のトラウマに対する感情ストレス解放
- タッピングによる痛みの緩和
- 反応筋テクニック
- 8の字エネルギー
- 音によるバランス調整
- 神経リンパの解放テクニック
- ストレスを受けた姿勢の解放
- 姿勢分析と調整
- 言葉がけによる筋肉と感情の解放(メタファー)
- チャクラ調整
- 頭蓋骨調整
- 電磁場調整
- 脳の3次元調整 etc・・・